玉造温泉

玉造温泉(たまつくりおんせん)は、島根県松江市玉湯町玉造(旧出雲国)にあります。
松江市街地から車でおよそ約15分の場所に広がる温泉街
出雲縁結び空港からは、「松江一畑交通 出雲空港ー松江線 松江しんじ湖温泉 行」から松江駅で「一畑バス玉造線 玉造病院経由玉造温泉行」に乗り換えるのがおすすめです。
街の真ん中を流れる玉湯川沿いに、温泉旅館と土産店・飲食店が集まり温泉街を形成しています。
玉造という名の由来は、この地にある花仙山で良質の青瑪瑙が採掘できたために、この地の人々が玉造を生業としていたことに由来さいているそうです。
神話で知られる「三種の神器」の一つ、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)も櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)によってこの地で造られたと伝えられています。
玉作湯神社にはその櫛明玉命を祀っており、多数の勾玉や管玉が社宝として保管されています。
神社やお寺など散策スポットもあり、気軽に立ち寄れる足湯が3カ所あります。

奈良時代に開湯した日本最古の温泉の一つ
神の湯”と呼ばれ『出雲国風土記』では、「一たび濯げば形容端正しく、再び沐すれば万病悉く除ゆ(一度入ると美しくなり、再び入ると万病が治る)」と記されています。
平安時代より三名泉(『枕草子』)とされ、規模・歴史ともに島根県随一です。
城崎温泉皆生温泉三朝温泉らと共に山陰を代表する温泉地
街歩きをしていると神話のオブジェが8体あり、その情景を思い描くこともできるのが魅力。
玉造のシンボル“勾玉(まがたま)”をかたどった勾玉橋が川に架かり、春には一面にが咲き誇り癒されることでしょう☆彡
日が沈むと各宿に灯りがともされ、散策に出歩く浴衣姿の宿泊客も見られ、温泉情緒が一気に高まっていきます。
散策後は美肌の湯に入浴。入浴後はゆっくりと山海の幸を楽しむことができるでしょう。
松江城・出雲大社などの観光地にも近くて、観光拠点として重宝されるのですけど・・・基本的に料金設定は高く、数寄屋造りの高級和風旅館が多いのが特徴です。
玉湯川に沿って宿や食事処、土産物店などが立ち並び、味のある温泉街の風情を楽しめます。

美肌の温泉

全国屈指の美肌温泉として知られる玉造(たまつくり)温泉。
1300 年前から湧き出る温泉は、「出雲国風土記」に「1 度入ると姿形がとても美しくなる」と記され、昔から「美肌温泉」として知られています。

湯は弱アルカリ性で無色透明、硫酸塩泉が肌に潤いを補給。
美肌成分のメタケイ酸が多く含まれるので、天然の化粧水のようです。
温泉街には、泉質を生かした美肌スイーツやコスメのショップも点在しています。
また縁結びスポットが数多く存在することから、近年では全国から女性観光客がたくさん訪れています♪

お風呂につかってたっぷり潤ったら、温泉街の美肌スポットへ。
温泉コスメのショップや河原の足湯に立ち寄りながら玉湯川に沿って歩くと、湯薬師広場があります。
ここでは小さなボトルに温泉水を詰めて持ち帰ることができ、美肌旅のお土産にぴったりです。

その先の「恋叶(かな)い橋」のたもとには清巌寺(せいがんじ)があり、ここの「おしろい地蔵さま」には、自分の肌の気になるところと同じ箇所におしろいを塗って、美肌の祈願ができます。
必ず訪れたいスポット「玉作湯神社」は、出雲大社の宮司が代替わりする際や天皇が行う神事の際に、玉作湯神社で祈念した勾玉を奉納するのが習わしになっているといわれる、由緒ある神社です。
姫神の湯」と称される屋根つきの無料の足湯や、美のシンボルである姫神像があるのが姫神広場です。
バス停のすぐそばなので、バスを待つ間に、美肌の足湯で癒されるのもいいですね。足湯用のタオルも販売しているので、タオルがなくても安心。

恋愛成就でも有名なパワースポットでたくさんの女性が縁結びの祈願に立ち寄ります。
旅の疲れを癒やす3か所の足湯スポットや「恋来井戸」「恋叶い橋」といった縁結びのパワースポットもぜひチェックしてください。
女性に嬉しい美肌祈願、恋愛祈願、どちらも一度に叶ってしまう温泉です。
肌が喜ぶ名湯で手足を伸ばせば、日ごろのストレスがほぐれて体の内側からも肌がつやめきそうです。