松江水郷祭

島根県松江市で毎年8月上旬に開催される花火大会
山陰の代表的な夏祭りとして、毎年多くの人出で賑わっています。
期間中は様々なイベントが催されますが、いちばんの見どころはやはり花火でしょう。
この花火大会に上がる花火は10000発!
しかも、ダイナミックな花火がたっぷり1時間かけて打ち上げられます。
水の都の松江らしく湖上から打ち上げられる花火は西日本最大級です。
宍道湖の美しい湖面で打ち上げられる花火が特徴で、スターマインや尺玉、水中花火など、華麗な花火が“水の都”松江を彩り、湖面に水と光の幻想的な世界を映しだします。
連続斜め打ちやスターマイン尺玉連発、広大な会場でしか実施できない独特な「垂れ幕下がり」などが、暗い湖面に映え美しい光景が作り出されます。

初日は、花火大会のオープニングとして、「神々の集い~虹色の煌めき」と題され、ダイナミックかつ色とりどりの花火で幕を開けます。
全国の花火職人の花をイメージした作品集「花の女神、フローラ」は、幻想的な花模様の花火で、見どころの一つです。
他にも、風神と雷神が競い合う左右非対称の花火演出や、名物の水中花火、斜め打ち込み等も見ることができます♪
2日目は、江戸時代から続く伝統ある花火や、夜空をダンスをしているように動き回る花火等が見どころとなっています。
未来へのエール」と題されたフィナーレは、明るい未来に思いをはせる希望の輝きがテーマとなっています。
花火の力で元気のエールを送り、2日間を締めくくります。

山陰最大の花火大会

松江水郷祭の開催は毎年夏の時期
基本的には毎年8月の第一週の金、土、日に開催されています。
花火大会を楽しむにはどのような交通手段で行くか、どんなスポットで見たいかということを決めることがポイントです。
水郷祭には、近県からマイカーで来られる方がとても多く道路は渋滞は必至です。
車で来られる方は、通常の現地着予定時間の2時間くらい余裕をもってください。
水郷祭では、道路の通行止めがあったり、駐車場がなかったりする場合がありますので、事前に確認することをお勧めいたします。
また、花火大会が終わった後は一斉に人々が帰宅するので大渋滞です。
市内の渋滞解消の目安は、おおよそ2時間から3時間だと思います。

花火大会を一番楽に堪能するなら、会場のすぐ目の前に数軒あるホテルを予約して、部屋から花火を楽しむのが一番です。
しかし、当たり前のように花火大会の日は予約がなかなか取れません
花火を真近に見たいと思うのであれば、まずは花火見物の場所取りからはじめましょう。
前日からの場所取りはルール違反です。
花火大会の場所取り解禁は当日早朝なのを覚えておきましょう。
面前で見るなら、松江しんじ湖温泉からすぐ近くの宍道湖周辺の湖岸周辺になります。
観光でお勧めなのが「白潟公園内」の有料観覧席です。
真横から一番近くゆっくり楽しむならばこちらがお勧めです。
升席、椅子席、階段席と3つのスタイルがあります。
椅子席はパイプ椅子でおひとりさまでも大丈夫です。

とても見ごたえのある花火で、島根県内ではかなり人気の高い花火大会となっており、毎年多くの観光客が訪れています。
ステージイベントや飲食のブースなど各種イベント盛りだくさんです。