赤てん

島根県・浜田の名産品で、魚のすり身に唐辛子や食紅を入れさらに赤い衣をつけて揚げた練り製品のことです。
その名前のとおり、赤いてんぷら(さつま揚げ)です。
魚カツに分類されます。
島根県下のスーパーマーケットでは、大概販売されているB級グルメ
今や東京の人気店でも見かけるようになりました♪
地元の人たちにも大人気で、居酒屋のメニューにもあるほどです。
名前の由来は、切ってみると現れる赤い断面だと言われています。
練り物に赤い色をつけ、ピリ辛味に仕上げた独特な蒲鉾
パン粉をつけて揚げてあるので、サクサクとした食感も特徴!
地元では少し炙ってからマヨネーズをつけて食べるのが定番です。
ビールのお供には勿論のこと、お弁当のおかずにも!


【ふるさと納税】あつあつ揚げたての”あかてん”を食べてほしい! 魚介類 魚貝類 簡単調理 おかず つまみ 冷凍 ご当地 グルメ 特産品 お取り寄せ 【151_1212】

地元のソウルフード


【ふるさと納税】手打ちながてん&元祖あかてん満足セット 魚介類 魚貝類 長天 あかてん 練り物 簡単調理 焼くだけ 敬老の日 おかず つまみ おでん 【151_1553】

赤天は戦後、時代が少し落ち着いてきたころに浜田の蒲鉾屋さんが開発して、それぞれのお店から発売されたそうです。
浜田市は海が近く、魚が豊富です。
そのため魚のすり身を使った「てんぷら」で、ハムカツに似た商品を作ろうと考えたとか。
まだ食糧難だった時代に、何とか美味しい練り物を作ろうと考え出されたオリジナルの蒲鉾なのでした。

当時の高級品「ハムカツ」の代替品をイメージして作られたそうです。
「本家」であるハムカツとはなにか違いを作りたくて、魚のすり身に食紅を入れて赤くしてピリっと味のアクセントに赤唐辛子を混ぜ込んで、赤天がうまれたのですね。
広島のがんすと島根の赤天は、よく似ているとされています。
蒲鉾やちくわ、さらには島根の特産物でもある「あご野焼き」などの練り物は、魚のすり身を練り合わせて蒸したり、焼いたりしたものです。
練り物には魚の栄養が凝縮されているだけでなく、脂肪が少なく低カロリー高たんぱくで、ダイエットにもオススメ。
赤天にマヨネーズとサラダを添えた一皿は、栄養的にもバランスのとれた見事な組み合わせです☆彡

浜田市や島根県のスーパーで気軽に買える「赤てん」。
島根のアンテナショップなどでも見つけられるほか、通販も可能です。
通販の場合は、冷凍で送られてくるものを自宅で揚げて食べるので熱々がいただけます♪