マスクメロン

マスクメロンはイギリスで温室栽培向けに改良されたアールス・フェボリット系という品種がマスクメロンの代表品種で、その後に改良を重ねて多くのアールス系メロンが作られました。
それらアールス系メロンを総称してアールスメロン(マスクメロン)といわれています。 日本では、温室メロンに分類されます。
果肉が黄緑色のネットメロンになります。

果実は、ほぼ球形。
アールスメロンは皮に細かくて深さのある網目模様が入り、味や見た目に優れています。
完熟したアールスメロンは上品な甘味と芳香があり、みずみずしくなめらかな口当たりで長年にわたり高級メロンとしての地位を維持しています。 マスクメロンの「マスク」は「Musk(ムスク)=麝香(じゃこう)」のことで、よい香りがするという意味です。
良く日があたるように「ガラス温室」で栽培しています。
直接植えず、地面から離した土壌に有機肥料を栄養分として与えて、温度・湿度等をコントロールして栽培します。
1本の木から1個のみしか収穫しません。
温室のため1年中安定した収穫があります。

島根のマスクメロン

完熟手前のマスクメロンは常温でしばらく置いて追熟させます。
直射日光を避け、できれば20度から25度くらいの温度での保存するのが理想です。
島根県の中でも西部に位置する益田市は、清流日本一に輝く高津川の河口に位置し、年間日照時間が全国でも有数の地域で、温暖な気候を利用したマスクメロンの産地として有名です。
島根県益田市は西日本でも美味しいメロンが作られることで有名な産地なのです。

マスクメロンを島根県が独自改良して生まれた『ゴールデンパールメロン』は、半世紀程前から県内でのみ栽培されてきた金色のマスクメロンとなります。

とろける甘さと香り・溢れそうなくらいたっぷりな果汁が魅力的です。

環境の変化に敏感なことから徹底した温度や湿度の管理と生育に合わせたこまめなケアが必要で、わずか数軒の農家でしか生産されていない、希少な品種のメロンとなっています。